2011.06.29 22:45 更新
かごしまの演劇のサイコーに熱い人々が勢揃い!
7月2日の『鹿児島演劇見本市2011』(鹿児島演劇協議会主催、鹿児島市民文化ホール)に、参加を表明した田中ロイジさん。5年間も公演のない所属の劇団XEROから櫻木アヤネさんを連れて、ご主人の田中篤史さん(劇団鳴かず飛ばず)の協力で旗揚げした「演劇ユニット 火曜市」。
持ち時間30分とはいえ、7グループが連続上演する見本市のステージで、脚本・演出・音響・衣裳・小道具を兼任する団体の主宰となった田中さん。何かドデカイことを考えてるのでしょうか!? 自宅兼稽古場を訪ねた前回レポートの続編です。
たとえば、"世界のニナガワ"として有名な演出家・蜷川幸雄さん(舞プロモーション)。稽古場で灰皿を投げられただのハンバーガーが飛んできただのと恐怖体験を語る舞台俳優がいるほど、昔は短気を起こしたと伝えられていますが、実際、鹿児島の劇団でも演出家は意図的にどぎつい言葉を吐く場合があります。ロイジさんはどうでしょう?
目線は役者たちの演技にかなり集中しています(写真左)。
「滑舌をもっと上手にしなきゃとか、そぉゆうのは自分でも分かっています」と櫻木アヤネさん(写真右)。ご主人の篤史さんも「自宅では大声が出せないから、場所を借りましょう」と提案します。ロイジさんもうなづきながら、「さっきの場面で土下座したのは、その場で考えたわけ? 思いついた? ふぅん感心するわぁ」などとメモをとっています。
私はあまり縛る感じの演出じゃなくて、役者さんになるべく自由に演じてもらい、むしろこんなのはどうだろう? とか言ってもらった意見も採り入れながら、共同で芝居を作ってってますね。・・・そう語る彼女が思い出すように名前を挙げたのは、かつて劇団XEROで一緒に活動していた市原大海さん(演劇ユニット LED CHAPLIN')と曽山和広さん(コントユニット Doggie Bag)でした。
「どちらも脚本も書けて演技もできる人たちなんですが、同じ劇団に2人いたわけです。スゴイ人たちが! 私は彼らの間に混じり3人で自分の意見を言い合いながら形にしていった記憶があります。シュールでシニカル、アンダーグラウンドな方向へ・・・人間的に魅力があれば創るものも面白い! 昨年末のLED CHAPLIN'公演『檸檬』で大海さんと2年ぶりに舞台に立ちましたが、肝心なとこだけしっかり押さえとけば、あとは役者の自主性にまかせるユルユルの演出だったでしょう(笑)」
主婦業をしながらイベント司会やTV番組の声優などに多忙な彼女。最近、アヤネさんと参加した劇団LOKEの小学生対象ワークショップで演劇講師を務めました。実は戯曲執筆も初めてじゃなく、ある団体の研修会用の短編に東郷平八郎の生涯を脚本化した経験があります。他にも鹿児島演劇協議会報の巻頭エッセイで、中学時代から演劇部員だったことを告白。某ショッピングセンターの火曜市に通って良妻ぶりを発揮するかたわら、今年に入りRoyziから田中ロイジへ改名、さらに演劇ユニット 火曜市の立ち上げ。
・・・次々と明らかになる新事実。おぼろげに"道"が浮かび上がってくる気がします。
そして、コントの舞台に挑戦です。夫と親友を道連れに、自らも、人当たりは良いのですがさりとて善人でもなさそーな?ユルい訪問者を演じます。
いまだかつてないロイジさんを目撃できる鹿児島演劇見本市2011、7月2日は鹿児島市民文化ホール4F市民ホールへ♪
★公演スケジュールはこちら
☆田中ロイジさんのブログ エクストリームジャンボリ