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2010.08.20 18:01 更新

鹿児島演劇見本市2010〈後編〉

 今、サイコーに面白い演劇! 鹿児島の演劇界の今を見渡せる演劇フェスティバル(8月14日・鹿児島市民文化ホールも今年は3年目。「見本市2010」と銘打ち、ますますパワーアップした各劇団サイコーの舞台の様子をお伝えするレポート後編です。

 前編はこちらから。

hizyou4.jpg 後半のトップバッターは、演劇集団 非常口「寂しい骨」

(作・山田美智子、演出・島田佳代)

各団体の持ち時間30分というルールの中、俳優が台本を持ち座ったまま演技するリーディング・スタイルを選びました。父を亡くした娘が独り住む屋敷、訪れたのは恋人を名乗る老女だった...という物語。「あなたみたいな老女を、父が愛するはずがない」、激しい否定の感情を抑えきれない娘。愛を語る、家庭の外の女。"噛めばか噛むほど味のでるスルメ系演劇"をめざす演劇集団 非常口、確かな朗読と表情による演技で観客に深い印象を与えました。

 
ami.jpg後半2番手は、お笑い大爆発、アミジャルカス「真・信・心」。コントあり、漫才あり!お笑いの厳しい修行風景を劇中さらりと見せつつも、メンバー全員で、客席を感動と笑いの渦に巻き込もうと懸命に汗を流す姿に胸を打たれた人も多かったのではないでしょうか! アミジャルカス(2009年結成)、目が離せません。きっと鹿児島にお笑いの大旋風を巻き起こします。


 kazan.jpgトリを務めたのは鹿児島大学演劇部テアトル火山団「赤い部屋」。
 霊感スポットに足を踏み入れたテレビ取材スタッフが見たものは? そして、見なかったものは何だったのか!?

 広大な廃墟をイメージさせるセットの中で繰り広げられる、生ある人間と死んだ人間の虚々実々の会話。

「僕たちには夢がない」最後にそう叫んだのは、亡者だったのか、取材班だったか?


 生で見る芝居は、デジタルデータに加工されパッケージで売買される"情報"とは異なる魅力を持っています。来年の鹿児島演劇フェスティバルも大いに期待できることでしょう。まだご覧になったことのない方、ぜひ足をお運びください。主催の鹿児島演劇協議会(代表理事・仮屋園修太)と関係者の皆さん、素晴らしいステージをありがとう!


★お知らせ★

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 見本市の前半最後を飾った、演劇ユニット ノヴァの刺身(湯田葵、岩元恵理)が、8月28日・29日、走行中の交通局市電を舞台に「よだか/父の小銭いれ」を上演します。車両貸切となるため観劇にはご予約が必要です。詳しくはこちら

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