2009.10.03 14:55 更新
幽玄の宴への誘い/延岡天下一薪能(延岡市・宮崎県)
宮崎県の北端・延岡では、毎年10月になると能が催される。延岡藩主・内藤家に伝わる"天下一"の称号を持つ能面が使われ、舞い手は人間国宝・片山九郎右衛門。石垣が美しい延岡城で繰り広げられる幽玄の舞いは、「天下一薪能」と名高い。
演舞の撮影はご法度だが、赤々と辺りを照らすかがり火や、ズラリ並ぶ幟旗も雰囲気があっていいものだ。暮れなずむ城、人々のざわめきの中を、開演を告げる案内が抜けてゆく。一夜限りの美の宴が、これから始まる。
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(写真上) 幟旗、かがり火、提灯...開演を前に、雰囲気が盛り上がる延岡城。街のホテルにも能提灯がお目見え
(写真下) 広大な石垣下に設けられた能舞台。徐々に辺りが暗くなる中、心地よい緊張感が漂う
(公演の撮影は禁止されている)