2009.07.23 00:53 更新
橋の上に降りた とーりは何どーり
かわささぎぃの かわささぎぃの
やぁ かわささぎ 鷺が橋を渡いた 鷺が橋を渡いた
時雨の雨に濡れとーり とーりやぁ...
山陰の小京都・津和野の通りに、朗々と響く雅な唄声。合わせながら舞う2羽の鷺――夏の風物詩「鷺舞神事」の始まりである。
元は京都の祇園会で演じられていたものが、西国の大大名・大内氏によって山口に伝来。津和野城主・吉見正頼が大内義興の息女を室に迎えた際、津和野にも伝わったという。本家・京都の舞は既に途絶えており、今やオリジナルの様式を最もよく残していると評価は高い。
津和野を代表する年中行事としてあまりにも有名であり、国の重要無形民俗文化財にも指定され、パンフレットやガイド本などでもしばしば登場する。
鷺舞は7月20日の"渡御"、27日の"還御"の2回催され、町内各地を巡幸して優雅な舞を披露する。鷺が大きく翼を広げるたび、居並ぶカメラの砲列からシャッター音が鳴り響いた。
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(写真) 夏空の下、大きく翼を広げる2羽の鷺。周囲はカメラマンと見物人でぎっしりだ。
朗々と響く唄方の声、鞨鼓や棒振の舞方もすばらしい。