2009.06.30 00:06 更新
風雲、政局夏の陣/宮崎県庁(宮崎市・宮崎県)
東国原英夫知事の就任で、一躍名所となった宮崎県庁。今やツアーコースにも組み込まれ、大型の観光バスが乗り付ける人気ぶりである。
知事目当てのギャラリーも多いが、建物自体、宮崎市の景観重要建造物に指定されている傑作だ。世界恐慌のあおりで頓挫した計画を、失業対策の一環として再開、1932年に完成した。現役の県庁舎としては、日本で4番目に古い(最古は大阪府庁)。ゴシック調の重厚な佇まいと美しい青空、県木のフェニックスが調和し、南国・宮崎らしい景観美を呈している。
これまでも多くの話題を提供してきた東国原知事だが、この夏はひときわ注目が集まる。歴史ある庁舎を舞台に繰り広げられる騒動が、この国を揺るがすものになるかもしれない。御年80余年――悲喜哀楽、さまざまな人間模様を見つめながら、宮崎県庁舎は今日も凛としてそびえ立つ。
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(写真上)フェニックスの植栽が印象的な宮崎県庁。
(写真下)知事効果てきめん! 今や観光コースの県庁に大型バスが乗りつける