2008.11.22 08:00 更新
息子と二人三脚でがんばってきた少年野球がとうとう終わってしまった。
小学5年生から中学3年生までの約5年間。毎週、土・日・祝日の朝から日が暮れるまで・・・。
少年野球は学校の部活動や少年団とは異なり、すべてボランティアの指導者と父母で運営しなければならない。平日は仕事、週末は野球と、休みなしの生活。携わる人たちの精神的・肉体的、そして金銭的な負担は大変なものだ。当初は「自分も大変なのだから息子もがんばって良い結果を出してほしい」との思いから、息子に「がんばれ、がんばれ」と言ってきた。しかし、そこは反抗期の息子。親の思うようにはいかない。親子関係も悪くなってくる。
新年度になって父母会長という大役を仰せつかった。チーム全体の運営に携わらねばならず、息子のみに気をかけている時間はなくなった。「息子のことは指導者におまかせすればいい、自分は自分の役割りを果たすのみ」。息子にかける言葉は「お互いに悔いのないよういこうや!」。それから息子は変わった。全力で必死に取り組む姿勢がみられるようになった。父と子の関係も良好。充実した日々となった。「子どもにがんばれと言うより、だまって自分ががんばる姿を見せること、そうすれば子どももそれに答えてくれる」。このことに気付かされたときには、少年野球は終わっていた。
父と子の絆を深め、そしてすばらしい仲間たちとの出会い・・・少年野球の思い出は私と息子の人生において一生の宝となった。
ばたやん