2008.11.18 03:00 更新
ホリデーナイトフィーバー/函館山の夜景(北海道)
日本で最も美しい夜景スポットは、神戸六甲山・長崎稲佐山・北海道函館山といわれる。函館に立ち寄ったGWの夜、麓のレストランで食事を済ませ、ロープウェイ乗り場に向かってみた。ところが――
「何なのこれは!」 野球の応援団と見紛う観光バスの大群と、続々吐き出される老若男女。乗り場に続く階段は身動きつかないほどに埋め尽され、屋外にはみ出した列は優に数百m以上。とりあえず最後尾につくものの、自分のことを棚に上げて呆れ返る。
ようやくゴンドラの扉を潜り、昇ること数分。やはり超満員の展望台手すりにやっとかっとで身を寄せると、眼下に鮮やかな光のブレスレットがきらめいた。「うわぁ...」――寒さを忘れ、しばし感激。これで2
度目だが、やはり函館山はいい。
しかし、昇るにまして帰りも一騒ぎだ。見物客が歓喜の声を上げる中、乗り場はすでに下り待ちの列。長蛇が土産コーナーから建物の外まで伸びるのは行きと同じで、待ち時間は1時間以上!! 「とても付き合えんわ」――たまりかねて喫茶室に入り、ジュースで粘りながらやり過ごす。美しい眺めも1時間も向き合えば食傷気味で、心は「早くホテルに帰りたい」の声。ようやく大群が去り、最後のゴンドラに移ったときは完全に疲れ果てた。麓乗り場からホテルは徒歩15分の近きだが、この時ばかりはタクシーの世話になる。灯に引かれるのは虫ばかりでないと思い知った函館の夜だった...。![]()
yu