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2008.11.26 02:21 更新

GOGOジパング⑦

兵糧攻めの極上リゾート/ザ・ウィンザーホテル洞爺(北海道)


DSC00205.JPG  函館から特急「北斗」で1時間半――洞爺駅で降りると、ホームには赤絨毯が敷かれた「お客様荷物預かり」のカウンター。「ザ・ウィンザーホテル洞爺」のもてなしは、到着前から堂に入っている。専用バスで山を上ること40分、荒涼たる高台に突如巨大なホテルが姿を現す。


 到着するや、うやうやしく出迎えるシルクハットのドアマン。折り目正しいフロントレディ。ロビーで振る舞われるイチゴとパイナップルのカクテルは実に美味しく、フルートの生演奏まで始まった。眼下に洞爺湖を眺めながら、しばしリゾート気分を満喫する。

  だが、この巨大リゾートには落とし穴もあった。周りに何も無い"一軒家"。ホテルで確実に食べなければ、たわごと抜きで飢えてしまうのだ。それではとコンシェルジュに相談すると、洋食はコースで2万クラス。しかも「予約でいっぱい」との返事。先客で埋まっているのは他の料理処も同じ。山の麓にホテル直営のピザレストランがあり、送迎バスも出ているのだが、やはり予約で満杯。ここに至って全くお手上げになってしまう。とりあえずカフェでアフタヌーンティーを頼むも、2口で収まりそうなサンドに小菓子とグラスシャンパン――これで2800円には少し笑えた。まあ、こんなことが気になるうちは、セレブに縁は無いのだろう。

 夜も更け、ようやく予約客をさばいた和食処へ。育ちの良さそうなお料理様を、複雑な思いでいただいた。後にサミットの場に決まったと聞いたが、なるほど、要人を連れて立て籠もるなら、あれほどの適地もないだろう。籠城には兵糧の支度も怠りなく――。                  yu

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(写真上) 雪が残る山頂にそびえる「ザ・ウインザーホテル洞爺」

(写真下) ロビーから望む洞爺湖。そばでは音楽の生演奏も

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